「チェンソーマン」や「BLEACH-千年血戦篇」などが期待されている今秋のアニメ。新作アニメから待望の続編まで、期待値の高いラインナップになっています。その中には、昔の北海道を舞台にした大人気サバイバルバトル漫画の「ゴールデンカムイ 4期」も入っています。なので今回は、「ゴールデンカムイ 」の声優や物語について紹介していきます。
ゴールデンカムイはどんな作品?
本作は、野田サトル原作のサバイバルバトル漫画です。2014年から2022年まで「週刊ヤングジャンプ」にて連載され、単行本は全31巻あります。連載当初は、男性を中心に人気を集めていましたが様々な賞を受賞し、現在ではコミックスの累計発行部数が2300万部を突破する人気作品になっています。アニメも2018年から放送されており、今秋にはゴールデンカムイ 4期も始まります。
あらすじ
「不死身の杉本」として知られている元・大日本帝国陸軍第1師団所属の杉本佐一。日露戦争終了後に、ゴールドラッシュで沸いていた北海道へと足を運んでいた。その目的は、幼馴染の梅子が患っている眼病の治療費を稼ぐために砂金を採っていた。
そんな彼は、ある噂を耳にします。「アイヌの隠した莫大な埋蔵金」。その矢先、杉本は冬眠明けのヒグマに襲われてしまいます。間一髪の所をアイヌの少女・アシリパに救ってもらい、大事に至らず済みます。
そこで杉本は、噂の埋蔵金は5年前に「のっぺら坊」という謎の男が、アシリパの父・ウイルクを含む7人のアイヌを殺害して奪ったものだと知ります。
のっぺら坊は北方に位置する網走の監獄内から外にいる仲間たちに知らせる手段を講じていました。それが、囚人たちに隠した埋蔵金の在処を記した「刺青人皮」の入れ墨を入れ、脱獄させるものでした。全ての囚人の「刺青人皮」を集めてようやく解ける暗号になっている代物。
杉本は治療費のため、アシリパは父の仇のため、利害の一致した2人の旅が始まります。
本作の見どころ
本作は様々なジャンルが混合した作品で、ギャグ要素も多く、珍言や変顔なども結構な回数登場します。その反面、史実や参考文献などに基づいたベースで描かれているため、基盤がしっかりとしています。今はあまり知られていない、アイヌ 現在の文化・言語、それらを千葉大学名誉教授であり、アイヌ語研究者の中川裕(監修)の元描かれています。そのため、細部まで細かく描かれたアイヌの文化や暮らしのディテールには圧巻です。
そして、ゴールデンカムイ キャラの見せる本作のギャグ要素、変顔や珍言の数々にも注目です。
登場人物
登場人物と注目の大物声優さんたちも含めて今回は少しだけ紹介していきます。
杉本佐一(すぎもと さいち)/CV:小林親弘
本作の主人公。一見人柄が良さそうで気さくな人ですが、敵とみなしたものには容赦ない殺戮を行う残忍さも持ち合わせています。銃はあまり得意ではなく、接近戦を好み鬼神や不死身、戦場の活躍から様々な異名に恥じない戦いぶりを見せます。
アシリパには敬意を払っており、対等な関係の相棒として「さん」づけをしています。
アシリパ/CV:白石晴香
本作のヒロイン。綺麗な濃紺色の目をしたアイヌの美少女ですが、狩猟や土地勘、知識の豊富さを駆使した活躍を見せます。ジビエ料理を得意とし、いわゆる「飯テロ」な料理を得意としています。自らも自負するほどに柔軟な考え方の持ち主で時には常識破りなこともします。
鶴見中尉/CV:大塚芳忠
大日本帝国陸軍の第七師団、通称・「北鎮部隊」の中尉。歩兵第27連隊所属の情報将校であり、常にホーロー性の額当てを付けたいかつい男。埋蔵金をつけ狙う主導者であり、反乱分子の主犯格でもある。感情が高ぶると体から体液が盛れる特殊な体質を持ち合わせており、人心掌握を得意としている。
二階堂浩平・洋平/CV:杉田智和
一等卒の双子。歩兵第27連隊。仲が良く、兄弟共に嗜虐欲や殺人衝動が強い。鶴見中尉への忠義は薄く、命令に背くことも多々ある。そんな兄弟は杉本の敵役として現れるが...
最後に
今回は、4期がもうすぐ放送予定の人気作品、ゴールデンカムイについて紹介しました。まだ見ていないという方は、完結している原作の方から読んでみるのもいいかもしれません。