「世はまさにSNS時代」といわれ、SNSで様々な情報を手に入れることができ、また誰しもが情報の発信者となっています。一方で、中国やロシアなど一部の国でインターネットの使用が制限されていることをご存知ですか?
今回は、代表して中国 SNSについてまとめてみました。
世界SNSアプリダウンロードランキング
2021年に発表された世界のSNSアプリダウンロードランキングは以下の通りです。
- 1位:TikTok
- 2位:Facebook
- 3位:WhatsApp
- 4位:Instagram
- 5位:Messenger
日本や世界中でリリースされ、大流行中のTikTokが世界のトップに立ちました。では、これらの世界中の人がダウンロードしているSNSは中国で使えるのでしょうか?
中国でSNSは使えない!?主なSNSや検索エンジン
冒頭でもお伝えした通り、中国では政府によってインターネットの使用が制限されているため、中国から国外の主要なSNSへの通信ができないようになっています。
よって、以下のSNSサービスは全て中国で利用することができません。
- YouTube
- LINE
- WhatsApp など
日本人なら誰もが使用しているであろう「LINE」も国の規制により使用することができなくなっています。
さらに、Yahoo、Googleの検索エンジン、Gmail、Google Map、Google Driveなどのサービスも利用できません。
中国で人気のSNS【まとめ】
TikTok(ティックトック)・Douyin(ドウイン / 抖音)
意外にも中国で使える「Tiktok」。実は、Tiktokはもともと中国で開発されたアプリなんです。現在は、中国版のTiktok「抖音」と、日本を含めた国で利用されている国際版「TikTok」の2種類に分けられます。抖音は現在、月間アクティブユーザーが3億人を超え、毎日利用するようなヘビーユーザーは7,000万人ほどになるとのことで、中国では日本以上の人気を誇っています。
WeChat(ウィーチャット / 微信)
WeChatは、中国国内で広く用いられているLINEのような機能を持ったメッセンジャーアプリです。中国版・LINEといわれています。
メッセンジャーの機能の他にも、ショッピング、チケット予約、モバイル決済機能、配車や飲食店での注文から決済、税金の申請、オンライン診療など、あらゆるサービスがアプリ内で完結することが出来るとても便利なアプリです。
Weibo(ウェイボー / 微博)
Weiboは、中国版Twitterとされており、全世界7億人以上にユーザーを抱える中国圏最大のSNSです。多くの日本人芸能人もアカウントを開設しており、木村拓哉さんが家族写真を投稿するなどして話題になりましたね。
最後に
SNSが使えないといわれると「不便だな」と思われがちですが、中国ではとても便利でおもしろいSNSが揃っています。また、中国はVPNが禁止されている国ではないので、規則をしっかり守れば普段のSNSも利用が可能です!
中国のSNSは日本からも利用が可能なので、一度チェックしてみてください!