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サイ・ヤング賞投手が日本球界に電撃加入!トレバーバウアーとは?

サイ・ヤング賞投手が日本球界に電撃加入!トレバーバウアーとは?

2023年3月14日、衝撃のニュースが日本に舞い込みました!サイ・ヤング賞投手、トレバーバウアー投手をNPBの横浜DeNAベイスターズが獲得したのです!

今回は今年再注目の助っ人外国人、トレバーバウアー選手について紹介しますよ。

トレアーバウアーのプロフィール

  • 名前:トレバーバウアー
  • 生年月日:1991年1月17日
  • 年齢:32歳(2023年4月現在)
  • 出身地:アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス市ノースハリウッド
  • 出身校:カリフォルニア大学ロサンゼルス校

「DeNAがトレアーバウアーを獲得」の凄さとは?

これまでの助っ人外国人選手とは一線を画すレベルの補強と言われる、ベイスターズのトレバーバウアー獲得。そうまで騒がれる理由は、トレバーバウアー選手がバリバリの一流メジャーリーガーであるからです。

コロナウイルスの流行で60試合の短縮シーズンとなった2020年、トレバーバウアー選手は11先発で防御率1.73、最優秀防御率を獲得し、メジャーリーグの投手の最高栄誉、サイ・ヤング賞を獲得しているのです。サイ・ヤング賞を獲得した投手がNPBにやってくるのは1962年のドン・ニューカム選手以来61年振り。ニューカム選手はNPBに来た当時、既に投手を引退し外野手としてプレーしたことを考えると、まだ32歳、現役バリバリのサイ・ヤング賞投手が日本にやってくることの異例さが分かると思います。

ベイスターズはどうしてトレアーバウアーを獲得できたのか

僅か三年前にサイ・ヤング賞を獲得。2021年シーズンも17登板しており、防御率2.59と、今もなお一流の実力を持つトレバーバウアー投手。2021年の年俸は2800万ドルにもなると発表されており、通常であればNPBのどの球団も獲得することは不可能です。

そんなトレバーバウアー投手をNPB球団であるベイスターズが獲得できた理由は、トレバーバウアー投手が2022年からMLBでの出場停止処分を科されていたから。実は2021年、ある女性がトレバーバウアー投手から暴行を受けたと訴え、警察沙汰になってしまいトレバーバウアー投手はMLBでプレーできなくなっていたのです。

刑事責任は問われていない

尤も、その件に関しては証拠不十分で不起訴処分となっており、入念な話し合いも経てから「問題ない」としてベイスタ―ズはトレバーバウアー投手を獲得。年俸に関しては、30億円にもわたる今季の年俸分は複数年契約を行っていた前所属のドジャースが負担すると報道されており、ベイスターズが支払う分は4億円程度と言われていますよ。

ベイスターズとの契約は単年契約。一年NPBでプレーしてから、2024年シーズンよりMLBに復帰するものと思われます。

トレバーバウアーの経歴

ドラフト1巡目全体3位でプロ入り

カリフォルニア大学ロサンゼルス校で、大学3年間通算34勝8敗、防御率2.36と素晴らしい成績を残したトレバーバウアー投手。2011年のMLBドラフトで、1巡目全体3位という超高順位でアリゾナ・ダイヤモンドバックスから指名を受けました。デビュー年から傘下のA+級、及びAA級でプレーしましたよ。

2012年の開幕前には、ベースボール・アメリカから球界全体で9位の有望株とされ、同年にメジャーデビューも果たしました。先発4試合でメジャー初勝利も挙げましたがメジャー定着とはいかず、同年オフに三角トレードでクリーブランド・インディアンスへ移籍しました。

2014年から先発ローテーションに定着

インディアンス移籍二年目の2014年に先発として26登板し、翌2015年には31登板で初の規定投球回に到達、更に二桁勝利と大きく飛躍。以降2019年シーズンまで毎年30試合前後を投げ、先発投手としてインディアンスを支え続けました。シーズン防御率は長らく4点台が続いたものの、2018年シーズンは28試合登板で12勝6敗、防御率はリーグ2位の2.21と好成績、自身初のオールスターゲーム選出も果たしましたよ。

シンシナティ・レッズ、ロサンゼルス・ドジャースでもプレー

2019年シーズン途中に、再び三角トレードでシンシナティ・レッズへ移籍したトレバーバウアー投手。実はこの年のオフ、横浜DeNAベイスターズの練習施設「DOCK」を訪れており、日本プロ野球でのプレーを熱望していたのだとか。この経験が今度の日本球界参戦にも繋がっているのですね。

2020年は短縮シーズンながらサイ・ヤング賞獲得の活躍。2021年にはロサンゼルス・ドジャースと3年契約を結び、同球団でも17試合に登板しましたが、先の女性問題で2021年途中から、試合から離れていましたよ。

2023年シーズンは横浜DeNAベイスターズで、一年以上のブランクを経ての競技復帰となります!

選手としての特徴

トレアーバウアー投手がベイスターズでつける背番号は96。これはフォーシーム(ストレート)の平均球速96マイル(約153キロ)を目指すという意志の表れです。2021年シーズンは速球の割合が40%を超えており、強いこだわりを持つ速球を中心とした投球の組み立てを行います。ちなみにメジャーリーガーらしく、速球は動きを伴うムービングボールとなっていますよ。

変化球は主にカットボール、スライダー、カーブ、シンカー、チェンジアップを扱い、奪三振率が非常に高いのも特徴です。

最後に

今回はトレバーバウアー投手についての紹介でした。

バリバリのメジャーリーガーのプレーがNPBで見られるとあって、ベイスターズファン以外も多くのNPBファンがトレバーバウアー投手の登板に期待しています。初登板がいつになるのか、どのような活躍を見せてくれるのか、今から楽しみですね!